スマホ版カードゲーム「シェフィ-Shephy-」の攻略について解説します。
当記事のコンテンツとしては、ベーシックの攻略、チャレンジモードのスコア7000点(7000匹)攻略、ポストラヴズの攻略についてです。
シェフィの遊び方
シェフィとは一人用カードゲーム。
1匹の羊を増やして1000匹以上にするのが目的となります。
その羊を増やすために使うのが手札のイベントカードとなります。
「増やせよ」「産めよ」「統率」などを駆使して羊の群れをどんどん大きくしていくのです。
しかし、イベントカードにはマイナス効果のものもあり、「嵐」「狼」などに羊たちが殺されたり…
マイナス効果のカードは「牧羊犬」「対策ひつじ」で処理したり、やむなく羊を殺して対処していきます。
手札は5枚までで山札がなくなると1ラウンド終了となり、カードを切り2ラウンド目へと突入します。
3ラウンド終了時点で1000羊のカードが場になければゲームオーバー。
以上がシェフィの基本的な遊び方となります。
ルールのアレンジ次第でいろいろな遊び方があります。(当ページでもポストラヴズにて紹介)
細かいカードの内容についてはカードゲームの説明書、チュートリアルなどで解説されると思いますので省きます。
当ページではスマホ版の攻略となります。(ゲームの作り自体は実物と変わりません)
シェフィ・ベーシックモードのクリア
シェフィのベーシックモードをクリアできないのであれば、以下の3点をしっかり押さえましょう。
- 対策ひつじと牧羊犬
- マイナスカードの処理パターン
- 羊の増殖パターン
順に攻略ポイントを解説していきます。
対策ひつじと牧羊犬
対策ひつじと牧羊犬は、”追放する”か”捨てる”かで違いがあります。
対策ひつじで追放したカードは、次のラウンドからも出現しなくなります。
序盤にどのマイナスカードを追放しておくかで、その後の動きやすさが大きく変わります。
1ラウンド目は万能ひつじで対策ひつじをコピーするのもオススメ。
また、ベーシックモードはチャレンジモードと違い、1000匹の羊カードが場に出たタイミングでゲームクリアとなります。
そのため、3ラウンド目はマイナスカードの消化タイミングを考える必要はほとんどありません。
3ラウンド目はマイナスカードと対策ひつじ(または牧羊犬)が揃ったら、すぐに使ってプラスカードを多めに引いておくのも良いでしょう。
マイナスカードの処理パターン
マイナスカードの処理パターンは以下の通り。
シェフィオン
このカードを使用するとゲームが終了するので、対策ひつじか牧羊犬で回避するしかありません。
2ラウンド目にシェフィオンがあると無駄な手になってしまうため、よっぽどのことがない限り対策ひつじで追放しておきましょう。
メテオ
一気に3枚の羊を手放すことになるカードですが、1度使用すると追放状態になります。
後半になると場にある羊カードの数字が上がってくるので、ラウンドが経つごとに処理しづらくなります。
1ラウンド目に「地に満ちよ」で全面1匹の羊でいっぱいにした後に撃っちゃうのがオススメ。
「繁栄」を使った後でも処理できなくはないですが、「地に満ちよ」よりも「繁栄」が鍵となるゲームなので大事に使いましょう。
落雷
落雷は、数値が一番高いカードしか選択できませんので、場にある最大の羊カードが単独トップの場合には使ってはいけないカードです。
序盤は最大数値が2枚以上場にあることが多いので気になりませんが、100、300と数値が増えてくると処理しづらくなります。
処理する際は「産めよ」を使用した後に使う必要があります。
「産めよ」は後半になればなるほど重要になるカードですので、2ラウンド目で「落雷」を対策ひつじで追放してしまうのもあり。
狼
落雷と同様、場にある最大羊カードが単独トップの場合には使ってはいけないカードです。
ただ、1ランクダウンで済むので落雷よりも優しめ。
基本的な対処法は落雷と同じですが、追放するほど危険なカードではありません。
狼は、統率する際に余りができるタイミングで対処(※)したり、牧羊犬での対処もオススメ。
※:例えば、30羊4匹を統率すると100羊になるが、30羊を1匹狼で10羊に変えてから統率しても100羊となる。
暴落
暴落は羊カードの枚数が場にたくさんある場合は厄介なカードですが、奇数切り上げなので羊カードがなるべく3枚以下のタイミングに処理してしまいましょう。
1枚の場合は空振りで処理できますので、ゲーム開始直後に引いたときや統率後は迷わず使って処理しましょう。
嵐
嵐は2枚手放すことになりますが、好きなカードを2枚選択できるので「地に満ちよ」を利用すれば割と楽に処理できます。
暴落、疫病、過密と同時に嵐が手札にある場合は、嵐を使用してから無駄なく処理できるかどうか確認すること。
例:羊カードが場に4枚あるとき嵐で2枚羊カードを排除→空振りで過密を処理
疫病
場の羊カードの数値が全部同じだった場合ゲーム終了になるので注意。
なるべく1枚の羊カードを手放すように計画的に処理する必要があります。
例えば「10」「10」「10」と場にあった場合、狼を使って「10」「10」「3」にしてから3の羊カードを疫病で処理するなど、工夫して消しましょう。
過密
過密は場の羊カードが2枚以下の場合には空振りで処理することが可能です。
ゲーム開始直後、統率後に空振りで処理できるとベストです。
落石
落石は1枚羊カードを失いますが、捨てる羊を自由に選択できるため処理するのが簡単です。
牧羊犬はなるべく使わないようにしましょう。
羊の増殖パターン
羊を増やすためのテクニックをご紹介します。
統率は大切に
羊カードは1→3→10→30→100→300→1000と最大で6回成長します。
そして「統率」は山札に2枚しかありませんので、3ラウンドで6回無駄なく成長させるのが基本になります。
統率を空振りしてしまうと万能ひつじを使わざるを得ない状況ができてしまうため、注意が必要です。
前述しましたが、それゆえ落雷と狼は単独トップの羊カードには使えないということ。
もし、序盤で「増やせよ」を引いたなら3からスタートするため統率カードを1枚だけ無駄に使用できるようになります。
残り何回統率を使えば1000の羊に到達するのか、しっかりチェックしながらやっていきましょう。
以下のような状況で統率を使うのは悪手となる場合がほとんどです。
NG例:「30」「10」「10」「10」と場にあるとき、10の羊カードを統率して「30」「30」とする。
繁栄→黄金の蹄→統率
繁栄で3匹増やした後に黄金の蹄(ひづめ)を使うと必ず4枚分で統率できます。
余りができてしまうので、狼をそのタイミングで処理するのもアリ。
〜例〜
- 「30」を繁栄して「30」「10」「10」「10」にする。
- 黄金の蹄で「30」「30」「30」「30」にする。
- 狼を処理して「30」「30」「30」「10」にする。
- 数値ぴったり統率で「100」にする。
産めよ→産めよ→統率
最大の羊カードに「産めよ」を使って着実に統率。
「産めよ」は山札に3枚あるので、なるべく最大のカードに使っていきましょう。
ただし、1→3、10→30、100→300への成長のときにしか使えないので注意。(3→10の場合は3のカード3枚に加えて1以上のカードがもう一枚必要)
以上のことを意識すれば、ベーシックの成功率は格段に上がるでしょう。
シェフィ・チャレンジモード7000点
シェフィのチャレンジモードはベーシックと違って3ラウンド目のカードが無くなるまでゲームが続きます。
最大でどのくらいの点数を目指せるのかというと…
場に7枚の1000羊カードを並べることができるんです。
つまり7000点がマックススコアとなります。
3ラウンド目はマイナスカードを先に処理しておく
3ラウンド目はマイナスカードの処理をどれだけ効率よくできるかが鍵になります。
マイナスカードの処理は行いますが、マイナスカードに「万能ひつじ」は使わないこと。(理由は後述:「この形を目指す」にて)
対策ひつじ、牧羊犬、なるべく空振り・低ダメージでの処理を心がけましょう。
この形を目指す
3ラウンド目は以下の形を目指しましょう。
- 合計して1000匹以上の羊が場にいる状態
- 手札が「統率」「万能ひつじ」「繁栄」「黄金の蹄」
この状態になれば、後は場にある全ての羊を「統率(余り分も含めて全て統率する)→繁栄(万能ひつじ)→繁栄→黄金の蹄」で7000点確定です。
シェフィ・ポストラヴズ
ストーリーについては、なんだかよくわかんないけど切なくなっちゃうんですよね。
新海誠監督の作品を見た後の感覚に似てる気がします。
絵が可愛いから好き。
第1話から最終回まで7話あり、各お話ごとに特殊ルールでプレイしていくことになります。
第1話:暗黒時代
<追加ルール>
- 「対策ひつじ」「落石」「落雷」「嵐」「メテオ」が山札から取り除かれた状態でゲームが開始されます。
- 他のマイナスのイベントカード(「疫病」「過密」「暴落」「狼」「シェフィオン」)は全て「疫病」に差し替わります。
- 1000ひつじを手に入れたら勝利となります。
難易度:★★☆☆☆
マイナスカードが疫病が5枚で、対策ひつじなし…
運が悪いと初手で詰みます。
牧羊犬で打ち消しなので、1ラウンドに4回の疫病を使うことになります。
初手で「増やせよ」を使うとかなり楽にクリアできます。
「増やせよ」の3を「産めよ」で増やしていき、「地に満ちよ」「繁栄」で出来上がった小さな数字は疫病で消していきましょう。
万能ひつじを牧羊犬に使うのも有効です。
第2話:魔界
<追加ルール>
- ゲーム開始前にゲームで使うイベントカードを選びます。
- まずプラス効果のあるイベントカードを選択します。
そして、その枚数より2枚少ない枚数のマイナス効果のイベントカードを山札に入れなくてはなりません。- たとえばプラス効果のイベントカードを10枚選んだら、マイナス効果のイベントカードは8枚入れなければなりません。
- マイナス効果のイベントカードは、「落石」「狼」「落雷」「嵐」「メテオ」「疫病」「シェフィオン」「過密」「暴落」であり、それ以外の13枚をプラス効果のイベントカードとします。
- 選ばなかったイベントカードは山札から取り除かれた状態でゲームが開始されます。
- 1000ひつじを手に入れたら勝利となります。
難易度:★★☆☆☆
まずはカードの選定をしなければいけません。
個人的に一番やりやすかった組み合わせは以下の通り。
オススメカード選定
プラスカード:統率2、産めよ2、地に満ちよ、繁栄、黄金の蹄、対策ひつじ、万能ひつじ
マイナスカード:嵐、過密、暴落、疫病、狼、メテオ、落石
序盤に過密と暴落はできる限り空振りで処理を意識。
また、「地に満ちよ」でメテオを追放し、序盤で対策ひつじを万能ひつじでコピーして嵐などを処理できると2ラウンド目と3ラウンド目はほとんどマイナスカードはなく、快適にゲームを進められます。
「地に満ちよ」を1ラウンド目でなるべく早く手に取れるかが勝負になります。
第3話:トリアージ
<追加ルール>
- 「増やせよ」「地に満ちよ」「統率(2枚とも)」「黄金の蹄」を取り除いた状態でゲームを開始します。
- 1000ひつじ×1枚から初めて、2ラウンド以内に1ひつじ×1枚にすれば勝利となります。
難易度:★★★☆☆
1000からどんどん小さくしていきますが、数字を小さくするカードは「繁栄」と「狼」だけです。
2ラウンドで6段階小さくするためには、万能ひつじを「繁栄」「狼」以外で使用することは許されません。
あとはうまく他のマイナスカードで羊を減らしていきます。
1のカードが出来てしまえば、「過密」を使用した後に「暴落」もしくは「落石」を使えば簡単に1匹だけ残すことができます。
第4話:The One
<追加ルール>
- 最初の1ひつじを保ったまま1000ひつじを手にいれると勝利となります。
難易度:★★★★☆
場の一番左の羊には触れません。
1枠取られているのは「地に満ちよ」とマイナスカードの処理コンボの性能を大幅に下げます。
特に、疫病の処理が面倒臭いです。
増やせよで疫病を処理したり、牧羊犬をうまく利用しながら効率的に立ち回りましょう。
あとは基本的なテクニックを駆使していきますが、序盤で「統率」「産めよ」などで手札が埋まってしまうと詰みます。
「増やせよ」「地に満ちよ」を序盤に引けると進めやすいです。
第5話:理解
<追加ルール>
- 手札を22枚とします。つまり山札はありません。
- 2ラウンド終了時、1000ひつじを持っていたら勝利となります。
難易度:★★★☆☆
手順を探す問題になりますので、最適解を求めて何度かプレイすることをオススメします。
解答例を一つだけご紹介します。
〜解答例〜
1ラウンド目
- 「過密」「暴落」を空振りで処理。「霊感」も処理。
- 「地に満ちよ」で全面を1羊とする。
- 「落雷」を使用して1羊を一枚排除。
- 「メテオ」で1羊を3枚排除。(メテオ追放)
- 「増やせよ」で3羊を1枚追加。
- 「黄金の蹄」で1羊を全て3羊にする。
- 「狼」で3羊を1つだけ1羊にする。
- 全てを「統率」して10羊を作る。
- 「産めよ」→「産めよ」→「統率」で30羊を作る。
- 「繁栄」を使用して10羊を3枚産む。
- 「嵐」「落石」で10羊を3枚排除。
- 「万能ひつじ」で「産めよ」をコピーして30羊を増やす。
- 「産めよ」を使用して30羊を増やす。(この時点で計3枚)
- 「対策ひつじ」でシェフィオンを追放。
- 「牧羊犬」で「疫病」を排除。
2ラウンド目
- 「霊感」を処理。
- 「牧羊犬」で「落雷」を処理。
- 「産めよ」で30羊を増やす。
- 「狼」で30羊を1つだけ10羊にする。
- 「統率」で100羊を作る。
- 「過密」「暴落」を空振りで処理。
- 「増やせよ」→3羊を「疫病」で処理。
- 「産めよ」→「産めよ」→「統率(万能ひつじ利用)」で300羊を作る。
- 「繁栄」→「黄金の蹄」→「統率」で1000羊を作る。
- 「地に満ちよ」でできる限り1羊を作る。
- 「落石」で1羊を1枚排除。
- 「対策ひつじ」で「嵐」を排除。
以上の手順で生存ひつじ数1005匹、死亡ひつじ数71匹となります。
第6話:サクリファイス
<追加ルール>
- 「疫病」は「ジンギスカン」に差し替わります。
「ジンギスカン」:
フィールド上のひつじカード一種類をすべて追放する。
追放したひつじカードはフィールドに出せなくなる。
これにより追放したひつじは場に出すことができません。- 3ラウンド終了時、以下の条件を満たしていれば勝利となります。
・1000ひつじを持っている。
・ひつじカードを13枚以上追放した。難易度:★★★★☆
これがまた難しいですが、1ターン目で「1」のカードを追放しようとすると詰みます。
1ターン目は「3」を3〜4枚追放、2ターン目は「10」を3〜4枚追放、3ターン目は「1」を6枚追放するのがコツです。(1ターン目、2ターン目の合計は7枚)
3ターン目は「地に満ちよ」で6枚一気にジンギスカンしてあげるとスッキリ突破できます。
「万能ひつじ」は「ジンギスカン」に使わず、「繁栄」をコピーするのがいいかも。
最終話:虹
<追加ルール>
- 3ラウンド終了時に「1」「3」「10」「30」「100」「300」「1000」のひつじカードを揃えていれば勝利となります。
難易度:★★★★★
ポストラヴズの中でも圧倒的難易度。
序盤は必ず「増やせよ」の「3」を成長させて、3ラウンド目で「統率」を1枚余らせましょう。
統率が最後に残っていれば、大きな数字を小さくすることもできれば、場に出ている余分な羊をまとめることもでき、後半で柔軟に立ち回れます。
〜例〜
場に「1000」「300」「300」「300」とあった場合、「300」2枚を統率し「100」にランクダウンさせる。
結果として場に「1000」「300」「100」が残ります。
そして、3ラウンド目は「万能ひつじ」で「黄金の蹄」をコピーするのがオススメ。
「地に満ちよ」と「増やせよ」でうまくコンボを繋げることで、後半作りにくい1〜30のカードを割と簡単に作ることができます。
〜例〜
- 場に「1000」「300」「100」とあった場合に「増やせよ」を使用。
- 「地に満ちよ」で全面を埋める。
結果として場の羊は「1000」「300」「100」「3」「1」「1」「1」となります。 - 「万能ひつじ」で「黄金の蹄」をコピーし、「3」「1」「1」を「10」「3」「3」とする。
結果として場の羊は「1000」「300」「100」「10」「3」「3」「1」となります。 - 「黄金の蹄」を使用し、「10」「3」を「30」「10」とする。
結果として場の羊は「1000」「300」「100」「30」「10」「3」「1」となります。
3ラウンド目はなるべく早めにマイナスカードを処理するのが理想的です。
運もかなり絡みますが、どうやればクリアできるのかイメージはできたのではないでしょうか。
シェフィを最大限に楽しむには?
私が思うシェフィのいいところは、ゆる〜い絵にあります。
羊カードは同じ数字のカードでも、一枚一枚しっかり別の絵が描かれているので見ごたえがあります。
作者の愛、こだわりを感じることができますのでスマホ版だけではなく、実際のカードゲームを購入してみても良いですね。
ちなみに、スマホ版のシェフィでも「トップ画面→エクストラ→ギャラリー」と進んでいけば全カードの絵を見ることができます。
まとめ
シェフィの攻略方法についてまとめましたが、いかがでしたか?
ベーシックだけでは全然物足りないと感じたのが正直なところですが、スコア7000点やポストラヴズはかなり楽しめました。
普段、友人とボードゲームやカードゲームをやる機会も多いので、また情報があれば発信できればと思います。