キングダムが今熱い漫画であるという噂に釣られて、電子書籍でコミック全巻を大人買いしてみました。
私がキングダムを買った電子書籍は「ebookjapan」という電子書籍専門サイトです。
今まで、「電子書籍なんて邪道だ!」と思っていたのですが、実際に使ってみて「電子書籍ってスゲェ!!」って感じちゃいました(笑)
というわけで、当ページでは…
- 読んでわかった!キングダムの魅力
- 電子書籍「ebookjapan」の良いところ・悪いところ
- アニメ版「キングダム」の紹介
の3本立てでお送りします。
まだ読んでいない人に向けて書いている想定ですので、ネタバレは避けてできる限りの魅力を伝えたいと思っています。
「キングダムを読もうか迷ってるんだよね…」という方の参考になれば幸いです。
読んでわかった!キングダムの魅力
というのは、表紙を見て「あ、全然好きな絵じゃないな」と思ってしまったから。
キングダムの絵は良くも悪しくも絵が特徴的で、表紙を見るなり他の少年誌にはない異質さがあります。
しかし、一度読み始めてしまうと…
「うおおぉ!!止まらねぇ!…寝る時間削っちゃうけど、もう一巻読むぞ!!」
と、ドハマりしてしまいました(笑)
なぜ、キングダムがそこまで面白いのか?
「読んでわかった3つの魅力」をご紹介します。
スケールの大きさが桁違い
まず1点目として、キングダムの世界の大きさが挙げられます。
キングダムの舞台は春秋戦国時代の中国全土、その中でも大国である「秦」が武力で中華を統一していく物語です。
主人公は下僕の少年・信と秦の始皇帝となる嬴政(えいせい)で、史実としては信が「李信」という名前で実際に名を残しています。
始めは何の力もない二人ですが、物語が進めば進むほど中華全土に大きな影響力を与えていくことになるのです。
そして、国同士の戦争にもなろうものなら「何十万の秦国兵と何十万の敵兵の戦い」となります。
想像して欲しいのですが、日本の戦国時代の兵力は多くても精々3万人程度…それに比べて中国の戦争は20〜30万の兵を引き連れて敵陣に攻めていくことも…また、土地の広さももちろん中国は桁違いのスケール。
キングダムは中国を舞台とすることで、他の戦国漫画とは一線を画すスケールの大きさで繰り広げられています。
そのスケールの中、何の力も持たなかった秦王が1から中華全土を統一する物語…はっきり言って無理ゲーって話です…しかし、それを本気で成し遂げようとしている王・嬴政と、下僕から秦の大将軍に駆け上がっていく信の姿は異常なくらいカッコ良く見えるのです。
正確な史実が残っていないが故の自由度
キングダムはもちろん中国の歴史に沿って描かれていますが、歴史が古いことから「史実がほとんど残っていない」のです。
主人公の信(史実上は李信)についても多くは語られておらず、人間関係・性格・性別などはほぼ「架空」だということ。つまり、史実から大きく外れない限りは架空で物語を作れる分、自由度があるんですね。
この点は、「キングダム」という作品の魅力を大きく膨れさせています。単行本(電子書籍も含む)では余白となったページに作者の原泰久さんが「史実ブロック」という表現で物語を作るときのエピソードなどを語っているのですが、史実に則りながらも自由に物語を組み立てているところがわかったりします。
堅苦しい「史実」が少ないが故に物語は原泰久さんなりの歴史への解釈や推測を楽しむことができるわけですね。つまり、歴史なんて知らなくても、ただただ物語の展開が面白いのです。
歴史ものの漫画を読んでいるというよりは、壮大なファンタジー作品を見ている気分です。
常に全速力・一度読むと止まらない
普通は漫画には面白さに波があり、「○○編が面白い、そのあとの××編はイマイチ…」なんてのがあるものですよね。
例えば、BLEACHは「尸魂界篇」がめっちゃ面白くて「破面篇」で若干失速、「死神代行消失篇」でもう飽きちゃってくる…みたいな。(BLEACHファンの方にはすみません…)
しかし、キングダムは最初から最後(現在57巻)までまったく面白さが失速しないのです。
大きな戦争が一段落した後も、中華全土を生きているうちに統一しなければいけない秦王・嬴政は暇ではありません。無駄なく次の問題が発生してテンポ良く次のパートに向かうのです。
そして、ひとつひとつの物語が異常なくらい作り込まれていて、ただただ読んでいて面白いし、次が気になって読みたくなってしまう…買ったら夜更かし必至です。
一言でいえば「最初から最後まで全速力で読める」ということです。
ということで、まとめるとキングダムの魅力は…
- スケールの大きさが桁違い
- 正確な史実が残っていないが故の自由度
- 常に全速力・一度読むと止まらない
電子書籍「ebookjapan」の良いところ・悪いところ
さてさて、キングダムの魅力について熱く語りましたが、次は電子書籍「ebookjapan」の紹介です。
ebookjapanの公式サイトはこちら。
→eBookJapan
私は実際にebookjapanでキングダムを大人買いしました。もちろん、それには大きな理由があります。
「ebookjapan」の良いところ
背表紙の本棚がある
他の電子書籍サイトでは、漫画の表紙を並べるタイプの本棚が一般的です。
ですが、ebookjapanは「背表紙で並べられる本棚」がある唯一の電子書籍サービスです。(ボタン一つで表紙の本棚にも変えられます)
使ってみるとわかりますが、読みたい漫画が探しやすい・・・
また、コレクションしている感覚が半端ないです。
私は以前まで他の電子書籍サービスを使っていたのですが、この機能を目当てにわざわざebookjapan乗り換えました。
キングダムはそのときに大人買いして一気読みしたのですが、アプリも軽くてとても感動したことを覚えています。
PayPayが溜まる
「Yahoo!プレミアム会員」になるとPayPayポイントががっぽり溜まるサービスがあります。
また、支払いにPayPayポイントを使えるので、「還元→漫画を買う→還元→・・・」というループが可能。
キャンペーンについてはこちらで確認できます。
→ebookjapanのYahoo!プレミアム会員限定サービスについて
なんせ、紙の新品を買うより実はebookjapanを使った方が安く買えるんですね!
無料とセールが多い
「会員にならないとお得にはならないの?会員登録とかめんどくせー・・・」と思った方もいらっしゃることでしょう。
ですが、会員でなくてもお得に漫画が買えるのがebookjapanです。
実際に3年もebookjapanを愛用している私はYahoo!プレミアム会員ではありません。
ebookjapanには期間限定で読める無料作品がたくさんあり、定期的に更新されます。
また、常に期間限定セールもやっているので、運が良ければ読みたい漫画が半額で大人買いできるかもしれません。
↑こういうのが普通にあります。
一瞬で漫画を購入可能
Yahooのメールアドレスを持っていれば一瞬で漫画を買えます。
本屋に行くのに着替える必要もなければ、車を飛ばす必要もないのです・・・笑
また、最新刊が出た際はメールで通知が来るので、配信日のチェックが必要ないのも良い!
「よーい・・・ドン!」と言われたら30秒くらいで買えるのでお試しあれ。
「ebookjapan」の悪いところ
スマホだと画面が小さすぎて目が疲れる
ebookjapanに限った話ではありませんが、唯一の難点はスマホだと文字が小さすぎてふりがなが読めないこともしばしば。
タブレットを持っていれば、そちらで読むのもオススメ。
私の場合は「iPad mini」を使って読んでいます。(もちろん、スマホでも同アカウント併用して使っています。)
アニメ版「キングダム」の紹介
キングダムはNHKのアニメ版も放送されており、U-NEXTで見放題です。
キングダムの漫画について紹介したのですが、実は私はアニメを先に見ていました(笑)
CGが多く使われており、アニメ序盤は特にカクカクしていたりするのが残念なところ。
あと、NHKだけに下ネタシーンなどはカットされていたり…
ですが、声優陣はキャラクターにぴったりで評価できる点かと思います。
「アニメと漫画どっちが面白い?」
と言われれば圧倒的に漫画を押しますが、一応紹介させていただきました。
まとめ
キングダムの魅力
- スケールの大きさが桁違い
- 正確な史実が残っていないが故の自由度
- 常に全速力・一度読むと止まらない
ebookjapanの特徴
- 背表紙の本棚がある
→数ある電子書籍サービスの中でebookjapanだけ! - PayPayが溜まる
→Yahoo!プレミアムだとなおお得 - 無料とセールが多い
→読み切れないほどあります - 一瞬で漫画を購入可能
→最新刊もお知らせしてくれる! - スマホだと画面が小さすぎて目が疲れる
→どの電子書籍サービスでも同じ
→タブレットで解消可能
アニメはU-NEXTで
→ただし、漫画の方が圧倒的におすすめ
キングダムを大人買いして一気に1巻から46巻まで読んだのですが、2万円かけて買った価値ありです。(現在は57巻まで発売しています)
以上、これからキングダムを読みたいと思っている人の参考になれば幸いです。